本を読むのではなく「耳で聴く」
Amazonが提供する、
「Audible(オーディブル)」を活用している方も多いのではないでしょうか。
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
月額1,500円で12万以上の作品が「聴き放題」なのが魅力です
一方、聴き放題であるがゆえに気になるのは
「通信量(ギガ)」問題。
特にオーディブルを外出先で聴くことの多い方は、
気づかないうちに通信量が増えている可能性があります。
そこで本記事では、
- オーディブルの再生に「通信量はどの位かかるか」検証
- 通信量の節約に「ダウンロード&オフライン再生」を紹介
- アップルウォッチを活用することで、「ストレージ容量」も節約を!
オーディブルはどれ位ギガを消費するか?検証、
「ダウンロード&オフライン再生」をおすすめします。
ぜひ本記事を参考にしていただけると嬉しいです。
オーディブルを始めようか悩んでいる方におすすめ
![]()
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Audible(オーディブル)はダウンロードがおすすめな理由
まず初めに、本記事の結論をまとめると
オーディブルはストリーミング再生より
ダウンロードがおすすめ
- ストリーミング:1時間で約50MB⇒10時間作品だと500MBも通信量を消費
- ダウンロード:10時間作品で約150MBの通信量
オーディブルの再生方法別にどれ位ギガを消費するかを検証し、
「ダウンロードすることでギガの消費を抑えられる」結果となりました。
さらに、Wi-Fi環境下でダウンロードすることにより、
スマホのギガを消費することなくダウンロードが可能。
オーディブルは月額聴き放題のプランなため、
ギガを気にすることなく「聴き放題」を最大限活用したいですよね。
「本をダウンロードし⇒オフライン再生」をすることで、
気軽に色々な本を聴いて回ることができるためおすすめです。
Audible(オーディブル)の再生方法は2種類
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/聴く読書-1024x538.jpg)
オーディブルは本の再生方法が2種類あり、
- ストリーミング再生:常に「インターネットに接続しながら」再生
- ダウンロード(オフライン再生):端末にデータを保存し、再生
それぞれの特徴をまとめると以下になります。
項目 | ストリーミング | ダウンロード |
---|---|---|
通信量の消費 | 再生中 常に | 端末保存時のみ |
端末空き容量 | 不要 | 必要 |
オフライン時 | 再生できない | 再生できる |
ストリーミングは、
スマホの空き容量を気にせず再生できるのがメリットですが
電波の届かないオフライン時は再生ができなくなります。
一方ダウンロード(⇒オフライン再生)は、
スマホ自体にデータを保存した上で再生するため
一度保存しておけばそれ以降、通信を必要とせず
どこでもオーディブルを楽しめるのがメリット。
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
どちらも一長一短ありますが、「通信量」にポイントを絞って話を進めていきます
注意点 ストリーミング再生は、通信量を常に使いながら再生する
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/05/注意-1024x538.jpg)
ストリーミングとダウンロード、
「通信量」がかかるタイミングは
- ストリーミング:再生している時
- ダウンロード :端末に保存する時
どちらも、データ通信量はかかります。
しかし、常に通信量を消費する「ストリーミング再生」の方が
1冊全て聴き終わった際には、
より多くの通信量がかかってしまいます。
どんな場面で「ストリーミング再生」になる?
では、オーディブルを使っている中で
「どんな時に、どんな場面で」
ストリーミング再生になるか紹介します。
オーディブルで読みたい本を探して
気になる本をタップ ⇒
タイトル詳細画面で「再生」をした時
出典:Audibleアプリより 読みたい本を探して
出典:Audibleアプリより 本の詳細画面で「再生」するとストリーミング再生に
こんな時に注意!
「外出している時」は注意を!
wi-fi接続せず、読みたい本を探している時
家の中など「wi-fi環境」であれば、
ストリーミング再生してもスマホ料金としての通信量には見なされませんが
気を付けたいのが外出時。
本を探し、そのまま聴き始めていると。。。
「気づかないうちに通信量を使いながら再生」
状態になっている可能性があります。
オーディブル ストリーミング再生の通信量を検証
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/調査-1024x538.jpg)
実際に、オーディブルのストリーミング再生は
「どれ位通信量がかかるのか?」検証しました。
<iPhone12で検証>
- 1時間で終わる作品を再生し、
- 1冊全て聴き終えた前後の通信量を算出
※通信量は、iPhoneの 設定 >モバイル通信 >Audible通信量を調査
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/モバイルデータ通信を参照-512x1024.jpg)
検証結果 1時間ストリーミング再生すると約50MB消費する
今回の検証は「1時間でどれ位通信量がかかるのか?」を目的に、
1時間程度の作品を選び1冊再生しました。
出典:Audibleアプリより 1時間2分の作品をストリーミング再生してみる
1回のみだと確実とは言えないため
同じ再生を計3回実施したところ、
ストリーミング | 通信量 |
---|---|
1回目 | 64.2MB |
2回目 | 52MB |
3回目 | 35MB |
3回の平均 | 50.4MB |
3回の平均で、
「1時間当たり約50MB」通信量がかかる結果!
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/モバイルデータ通信を参照-1-512x1024.jpg)
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/1回目聴いた後-512x1024.jpg)
オーディブルは10時間程度の作品も多く、
長い作品だと20時間もの長編もあります。
1冊丸々ストリーミング再生した場合、
作品の時間 | かかる通信量の 目安 |
---|---|
5時間 | 250MB |
10時間 | 500MB |
15時間 | 750MB |
20時間 | 1GB |
10時間作品だと「500MB」
20時間作品だと「1GB」も通信量を消費する計算に・・
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
1時間50MBというとピンと来ませんが、1冊500MBと考えるとかなりの消費!
1冊に500MBも通信量がかかると考えると、
聴き放題とはいえ
- 気軽に本を聴けなくなってしまう
- 月に聴ける冊数に縛りを作り、自由度が減ってしまう
純粋にオーディブルを楽しめなくなってしまいます。
オーディブルは「ダウンロード」がギガ消費節約になるためおすすめ
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/キーポイント1-1024x538.jpg)
ココがポイント
端末に「ダウンロード」してオフライン再生
Wi-Fi環境でダウンロードし、スマホ通信量をゼロに
Wi-Fi環境がない方も、ダウンロードはギガ節約になる
Wi-Fi環境で「ダウンロード」が一番のおすすめ
オーディブルで通信量を節約する一番のおすすめは
自宅などWi-Fi環境が整っている場所で
端末へダウンロード ⇒ オフラインで再生 です。
端末に「ダウンロード」する際、
通常は通信量がかかるところをWi-Fi通信にすることで
「スマホの」ギガを使用せず・ダウンロードできます。
自宅にWi-Fi環境がない方も、「ダウンロード」でギガ節約になる
自宅にWi-Fiがない方にとっても、
ストリーミング再生よりダウンロードの方が通信量の節約になります。
ストリーミング再生の検証同様、
ダウンロードでかかる通信量はどの位か?検証してみました。
作品時間別にグループ化・5冊ずつ選び、ダウンロード
- 1~5時間の作品
- 6~10時間の作品
- 11~15時間の作品
- 16~20時間の作品
5冊の作品平均時間/ダウンロード通信時間それぞれ平均を算出
出典:Audibleアプリより 様々な作品時間における、ダウンロード通信量を調査します
グループ | 5冊の 平均作品時間 | 5冊の 平均通信量 |
---|---|---|
1~5時間作品 | 4時間 | 60MB |
6~10時間作品 | 9.4時間 | 136MB |
11~15時間作品 | 13.5時間 | 198MB |
16~20時間作品 | 18.1時間 | 269MB |
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/06/chart-4.png)
結果の一例を挙げると、作品時間9.4時間で136MBの通信量。
結果を基に作成したグラフから読み解くと、
10時間作品で約150MBの通信量になります。
ストリーミング再生の検証にて
10時間作品は「500MB」かかる計算を比較すると、
ダウンロードはストリーミングの約30%の通信量で済みます。
Wi-Fi環境が無い方でも、
ダウンロードして再生した方が通信量の節約になります。
さらに一工夫 ストリーミング再生しない設定に変更
オーディブルでは、Wi-Fi接続していない時、
ストリーミング再生をOFFにできる設定があります。
これを活用することで、
「ダウンロードしている本しか聞けない状態」にできます。
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
気づかないうちにストリーミング再生をしていた、ということを防ぐことができます
やり方はとても簡単、
- オーディブルアプリの「設定画面」で
- 「データ&ストレージ」を選択
- 「Wi-Fi接続時のみストリーミング再生とダウンロードを行う」をON
出典:Audibleアプリより プロフィール画面から「設定」に行き、「データ&ストレージ」を選択
出典:Audibleアプリより 写真はOFFの状態。ONにするとストレージ再生×の設定に
この設定に変更しておくと、
「ギガを消費する行動」に繋がる際は確認表示されるため
自分で通信量を使って本を聴くかどうかを選択できるようになります。
オーディブル ダウンロード&オフライン再生のやり方
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/05/ダウンロード-1024x538.jpg)
オーディブルで、
聴きたい本をダウンロード ⇒ オフライン再生
やり方をまとめると以下の通りです。
オーディブルアプリ上で
- 聴きたい本を選び
- 「ライブラリー」に追加
- ライブラリー画面で、追加された本をタップ
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
一言で言うと、「ライブラリー」にあるとダウンロードされる仕組みです
順を追いながら解説していきます。
step
1聴きたい本を選ぶ
出典:Audibleアプリより
まずはオーディブルアプリにて、
気になる本、聴きたい本を探します。
アプリ画面下の固定窓、「コンテンツ」では
特集やカテゴリー別に本を探すことができるため、
次に聴きたい本を探すのに便利です。
出典:Audibleアプリより 本を探すのは「コンテンツ」がおすすめ
step
2ライブラリーに追加
出典:Audibleアプリより
出典:Audibleアプリより
聴きたい本が決まったら、
タップしてその本の詳細画面に移ります。
そこで、「ライブラリーに追加」をタップします。
step
3ライブラリー画面で、追加した本をタップ
出典:Audibleアプリより
出典:Audibleアプリより
アプリ画面下の固定窓、「ライブラリー」に移ると、
先ほど追加した本が出てきます。
ライブラリー画面で本をタップすると、
ダウンロードが始まり・同時に再生も開始されます。
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
ライブラリー画面で本をタップすることにより、ダウンロードされる仕組みです!
アップルウォッチを活用し、ダウンロード容量の負担を軽減
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/05/アプリ-1024x538.jpg)
ここまで紹介しました「端末へのダウンロード」
スマホの通信量を節約できるおすすめの方法になりますが
問題として、
ダウンロードが多くなると「スマホの容量」が圧迫されてしまいます。
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
スマホのストレージはアプリや写真データなどで使うため、余裕を持たせたいですよね
そこでiPhoneユーザーに限る話になりますが、
「Apple Watch」にダウンロードすることがおすすめです。
iPhoneの代わりにApple Watchにダウンロード
⇒ iPhoneへの保存を回避、ストレージ容量を使わなくて済む
Apple Watchへのダウンロード方法はこちらの記事へ
![]()
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![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2023/05/shi0503-300x300.jpg)
Apple Watchにダウンロードすると、iPhoneを携帯せずに再生できるメリットもあるためおすすめです!
まとめ
![](https://shimimameblog.com/wp-content/uploads/2024/05/サマリー-1024x538.jpg)
本記事では
オーディブルで聴く読書をする際、
どれ位通信量がかかるのか?をテーマに
- オーディブルの再生方法の違い
- ストリーミング再生とダウンロード、通信量の検証
- ギガの節約に「ダウンロード&オフライン再生」がおすすめ
- ダウンロードで発生する「スマホ容量」をカットする方法
を紹介しました。
通信量を節約する方法として、
オーディブルはストリーミング再生より
ダウンロードがおすすめ
- ストリーミング:1時間で約50MB⇒10時間作品だと500MBも通信量を消費
- ダウンロード:10時間作品で約150MBの通信量
特に、Wi-Fi環境下でダウンロード⇒オフライン再生により、
スマホのギガを使わずにオーディブルを楽しむことが可能に。
ダウンロードすることで発生する新たな問題、
「スマホのストレージを圧迫する」問題に対しては
iPhoneユーザー限定になりますが、
Apple Watchにダウンロードすることでスマホ容量も節約できる点
紹介しました。
オーディブルは月額聴き放題のため、
自由に沢山の本を試しながら聴けるメリットがあります。
一方、意外と通信量(ギガ)を多く使うこともわかりました。
気軽に、より多くの本を楽しむためにも
通信量を節約する対策をおすすめします!