2025年5月23日発売の「SOUNDPEATS H3」は、
SOUNDPEATSの中でも「フラッグシップモデル」の位置づけ。
基本的に数千円~1万円台の価格帯ラインナップですが
本製品は高価格帯に入る製品、音質に特化させたワイヤレスイヤホンです。

通常価格15,880円(税込み)ラインナップの中でも高価格帯製品です
本記事では、肝心の「音質」はどんな印象なのか?
実際に使用して感じたことをレビューします。
音質だけでなく、着け心地やノイズキャンセリング性能
バッテリーの持ち具合など各項目ごとに紹介しますので
参考にしていただければ嬉しいです。
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本記事は、SOUNDPEATS 様より製品をご提供いただき作成しました
【レビューまとめ】SOUNDPEATS H3 の特徴は?

- 音質の良さ : ナチュラルで温かみのある音。綺麗で解像度が高い
- 装着性 : 安定感が高く、ズレる心配がない
- 外観 : スケルトンモデルでガジェット感あふれる
- サイズが大きい(イヤホン / ケースともに)
- ノイズキャンセリングは強力ではない
- バッテリー持続時間が平均~やや短め
SOUNDPEATS H3(以下、「H3」と略します)
最大の魅力は「音質の良さ」
自分自身、3万円以上のハイエンドモデルも所有して普段使いしていますが、
H3の音に違和感をあまり覚えなかったのに驚きでした。
暖色寄りでとても自然・聴きやすく、クリアな音
何より「音の解像度」様々な楽器の音が分離して聴こえ、情報量が多いのが特徴的です。
一方、気になる点は「サイズ感」と「ノイズキャンセリング性能」
サイズは大きく、特にイヤホンが大きめなため
装着した際の主張が強めになります。
ノイズキャンセリングはONにすると周りの音がサッと引く感覚を味わえます。
一方、自分自身のノイズキャンセイリングイメージは
「街でザワザワとした雑音が消える」感覚と思っています。
この感覚がやや弱く、雑音も残って聴こえてきました。
周りの音を「遠ざけ」「音楽を聴きやすくする」イメージの製品、と感じました。

コスパ良く音質にこだわりたい人、ノイキャンはほどほどの強さで良い人におすすめです
SOUNDPEATS H3 の製品概要

| 項目 | H3 |
|---|---|
| 製品写真 | ![]() |
| イヤホン | カナル型 |
| 本体操作 | タッチ |
| ドライバー方式 | 12mmダイナミックドライバー バランスド・アーマチュアドライバー×2 |
| 再生周波数帯域 | 20Hz-40KHz |
| ハイレゾ認証 | ○ |
| 対応コーデック | SBC/AAC/LDAC/aptX/ aptX Adaptive/aptX Lossless |
| Bluetooth | 5.4 |
| 連続再生時間 | 7時間 / 37時間 |
| 重量(約) | 片耳6g / 53g |
| 充電コネクタ | USB-Type C |
| 急速充電 | ○ |
| 防水 | IPX5 |
| 装着検知 | ○ |
| ノイズキャンセリング | -55dB |
| マルチポイント | ○ |
| ゲームモード | ○ 60ms 低遅延 |
| 専用アプリ | Peats Audio |
| イコライザー | 選択式 / 調整式 |
| 価格(税込み) | 15,580円 |
| Amazonサイトへ | Amazon |
「H3」のスペックから見た特徴を挙げると、
- カナルタイプのワイヤレスイヤホン
- 最大7時間の連続使用
- 12mmダイナミックドライバー+バランスド・アーマチュアドライバー×2による音質
- ノイキャン性能は「-55dB」SOUNDPEATSの中でも最上位クラス
- ハイレゾ対応、マルチポイント接続やゲームモード、イコライザー調整など欲しい機能も抜かりない
- 価格は15,880円(税込み)
上記まとめた通り、
ノイズキャンセリング、ハイレゾ対応やマルチポイントなど
ワイヤレスイヤホンとして必要な性能を確保しながら
最大のポイントはやはり「音質」
大口径ダイナミックドライバーとバランスド・アーマチュアドライバー
異なるドライバーの「ハイブリッドタイプ」なのが特徴的です。
ダイナミック型の力強さとバランスドアーマチュア型のクリアさが合わさり、
広い音域をカバーできることが伺えます。
製品の外観・サイズ感

付属品

付属品は
- イヤホンケース・本体
- イヤーピース(5サイズ)
- ユーザーガイド
- 専用アプリ「Peats audio」の案内
- 充電ケーブル(USB-A / C)
- ピーツくんステッカー×1
SOUNDPEATS製品はユーザーガイド(取扱説明書)が同梱されます。
基本的な使い方が網羅されており、
ペアリング方法やタッチ操作、充電など
気になるポイントをしっかり押さえてあるので便利です。
ケース・イヤホン本体
ケースはツルツルしたプラスチック製
上部がグレーの半透明でイヤホンが見える仕様になっています。
メインカラーは黒ながら、所々ゴールドでアクセントが加えられています。
前面には充電残量に応じてランプが光る仕様です。


充電ケーブルを差し込む端子(USB-C)はケース底面です。
残念ながらワイヤレス充電には対応しておらず、
充電ケーブルを使っての充電になります。

ケースを開けるとペアリングが開始される仕様
簡単に接続することができます。

イヤホン本体は「スケルトンモデル」
装着する耳穴側部分はほとんどが透けて部品が良く見えるようになっています。
スケルトンモデルはガジェット感が全面に出て
カッコよさがグッと上がります。
自分自身そうですが、なんというかスケルトンモデルって憧れがありますよね。
ガジェット好きにとっても心くすぐられるデザインに◎です。

装着して外に見える側は透けていないため、一見スケルトンモデルに見えないのも◎です


サイズ感・重量
H3はイヤホン本体が大きめです。
特に実感するのは装着時
ケースから取り出して手に持った感覚が「大きい」です。
装着した時の耳に占める面積が大きくなり、
イヤホンの主張が強くなる印象がありました。


イヤホン本体がゴールドのため、肌の色で見た目の主張は緩和されますが「大きい」印象はあります
次にケースサイズについて
実測値は以下となりました。
- 縦 : 4.6cm
- 横 : 7.0cm
- 厚さ : 3.3cm

所有しているワイヤレスイヤホンのケースと比較してみましたが
「横に長く・厚さが厚め」
大きめのイヤホンケースだと感じます。

重量は実測値で53g
手で持っても重みを感じない軽さがあります。

SOUNDPEATS H3 使用レビュー

装着性|着けていてズレる心配なく、安定感が高い
着用中、イヤホンのズレを感じることが少なく、安定感があります。
装着時にイヤーピースが耳穴に吸い付く感覚があり
この感覚がイヤホンの固定、
安定感を高めることに繋がっていると感じました。

また、本製品は耳穴奥にグッと差し込まなくても安定してくれる印象があるため
着け心地が軽く感じます。
実際2~3時間連続で装着していても耳が痛くなることはありませんでした。
音質|自然で綺麗な音。解像度の高さが特徴的

「H3」の音質の良かった点、気になった点をまとめると
- 暖色系で自然な音のため、聴き疲れにくい
- クリアで綺麗な高音
- 解像度の高さ 様々な楽器の音が分離して聴こえて情報量が多い
- アコースティック系の繊細さ~ロック系の力強さ バランスの取れた音
- 低音の迫力がやや薄い
- 音の広がりも十分感じられるが、欲を言えばもう少し欲しい
とてもナチュラルに綺麗な音が聴こえてくる印象。
低音が強すぎず、高音も尖った感じがありません。
クリアでこもってなく、無理せず自然な感じの良い音です。
そのため、聴いていて心地よく、聴き疲れしづらい音質だと感じました。
非常にバランスの良い音質です。
中でも一番驚いたのは「音の解像度」
様々な楽器がそれぞれ独立してしっかり耳に届きます。
情報量が多く、複雑な音の重なりを感じ取ることができます。
満足度高い製品である一方、
低音がやや弱く感じる点と
欲を言えば 音の広がりがもう少しあれば解像度の高さもより活きるのでは、と感じました。

低音/高音のバランス、綺麗さや解像度の良さは強く実感できるため、欲を言えば広がりがもう少しあれば・・・という程度の感覚です
ノイズキャンセリング性能|雑音の低減を実感できるが、強力までではない

ノイズキャンセリング性能は「-55dB」低減と、
SOUNDPEATSの中でも最上位クラスのスペックです。
実際に外出時にノイズキャンセリングをONにして検証してみました。
- 街を歩きながら
- 電車の中
街を歩くと特有の「ザワザワ」とした雑音がありますが
完全にノイズをカットしてくれる感じではなく、遠く感じられるイメージ。
電車では細かな走行音、風を切る音などはカットされますが
ガタゴトといった大きな音やエンジンの高い音はカットされません。
人の話し声も若干聴こえてくる感覚もあります。

ただ、「周りの音が気にならなくなる」という意味では効果を実感できました。
いずれの検証でも「音を遠くに感じられるようになる」
→「周りが気にならず、パーソナルスペースを確保できる」感覚になります。
どんな場所でもイヤホンを楽しめる環境にできる
という目的のノイズキャンセリング機能です。
周りの音の大部分をカットしてくれるような強力なノイズキャンセリングを求める方には
本製品のノイキャン性能では物足りなく感じるかもしれません。
バッテリーの持続時間|約4時間連続使用可能
スペック表では7時間の連続使用が可能な本製品。
実際にどの位連続使用できるか検証します。
- 使用機種:iPhone15
- ノイズキャンセリング:ON
- 音量:約50%
- Spotyfyで音楽を流し続け、何時間使用できるか
バッテリー100%の状態から使用開始し
1時間ごとにバッテリー残量を確認した結果をまとめると
| バッテリー 残量 | |
|---|---|
| 開始 | 100% |
| 1時間 | 80% |
| 2時間 | 50% |
| 3時間 | 30% |
| 4時間 | 0% |
4時間連続で使用することができました。
自分が所有するワイヤレスイヤホンは
大体4~5時間程度連続で使用できれば良いかな、といったバッテリー持ちだったため、
「H3」は平均的~やや短めな印象。
長時間連続で使用したい方は物足りない感覚になるかもしれないです。
この点は購入に際し気を付けて欲しいポイントだと思います。
音質調整|専用アプリでイコライザー調整可能

音質については、専用アプリ「Peats Audio」内で
イコライザーによる調整が可能です。
- プリセット : 12パターンのイコライザー設定から選択
- イコライザー : 50Hz~17kHz間 10の周波数帯域(-6~+6まで)

自分は低音がやや弱く感じる時があったので
低音をイコライザー調整で補っています。
プリセットで選択できる「低音を強く」にしてあげるだけで
お手軽・簡単に低音強化することができるため、プリセットもおすすめです。
マルチポイント |2台まで可能
「H3」はマルチポイント接続に対応
2台のスマホやタブレット等と同時接続することができます。
2台目のペアリング方法
- 既にペアリング済機器のBluetoothをOFFにする
- 2台目に接続したい機器のBluetoothをONで
- 「H3」のケースを開け、ペアリングモードに
- 2台目に接続したい機器から「接続」を選択
2台目のペアリング手順も非常にシンプル、
簡単にマルチポイント接続することができます。
スマホの音楽アプリで音楽を聴いた後、
タブレットで動画鑑賞 といった機器を跨いだイヤホンの使用も便利になります。
【比較】SOUNDPEATS H3 と Air5 Pro+の違い

SOUNDPEATS製品の中で「カナル型」かつ同価格帯の製品として
「Air5 Pro+」も選択肢に挙げられます。
本サイトではAir5 Pro+もレビューしており、
それぞれ使用した中での印象から比較してみると以下となります。
| H3 | Air5 Pro+ | |
|---|---|---|
| 装着性 | ◎ | ◎ |
| 低音 | ○ | ◎ |
| 高音 | ◎ | ○◎ |
| 解像度 | ◎ | ○ |
| ノイズキャンセリング性能 | ○ | ○◎ |
| バッテリー持続 | 4時間 | 3時間30分 |
| 価格(税込み) | 15,880円 | 15,380円 |
機能面に大きな差はなく、
どちらもマルチポイントやゲームモード、イコライザー機能など備わっています。
異なる面は大きくは音質、
若干の違いを感じるのがノイズキャンセリングとバッテリーの持ち と感じました。
音質は両方使用して同じ音楽を聴いてみると
タイプが異なる印象を受けました。
- Air5 Pro+ :低音の迫力が強く、音にキレがあるイメージ
- H3 :中・高音の綺麗さと解像度が◎
どちらも音の良さという観点では「良い」と感じます。
ですので、自分が好みの音質傾向の方を選ぶことをおすすめします。
また、ノイキャンとバッテリーの持ちも若干ですが異なる印象です。
- ノイキャン重視であればAir5 Pro+
- バッテリーの持ち重視であればH3
を選択するのが個人的にはおすすめです。
「Air5 Pro+」のレビューもしています。こちらも参考ください
![]()
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まとめ

SOUNDPEATS H3 のレビューをまとめます。
- 外観 : ◎(スケルトンモデル)
- 装着感 : ◎
- 長時間使用 : ○
- 音質 : ★ (自然で綺麗な音、解像度高い)
- ノイズキャンセリング : ○
- 音質調整 : ◎
- マルチポイント接続 : ◎ (2台まで)
- サイズ感 : △ (イヤホン・ケース共に大きい)
- 価格・コスパ : ○ (15,880円)
「H3」はSOUNDPEATSの「フラッグシップモデル」
高価格帯製品で音質に特化したモデルです。
最大の魅力はその音質面
特徴的なのは「自然で綺麗な音、そして解像度の高さ」
低音~高音までバランス良く綺麗な音で
様々な楽器の音が分離して聴こえ、情報量が多く耳に届きます。
ガジェット感の強いイヤホン本体が透けて見えるデザインや
装着性の良さも◎
1万円台で音質にこだわりたい方におすすめのイヤホンです。
本記事がイヤホン探しの参考になれば嬉しいです。

