2025年8月25日発売の「SOUNDPEATS Clip1」は、
SOUNDPEATSによるイヤーカフ型イヤホンの3作目。
耳を塞がないイヤーカフ型タイプのイヤホンは
耳が疲れづらい / 周囲の音が聞こえる など利便性の高さが特長な反面、
カナル型等のイヤホンに比べ「音質」が弱点に挙げられます。
一方 今回紹介する「SOUNDPEATS Clip1 」は、
音質や装着性の進化が十分に感じられ、正直驚きました。
音質はどんな感じなのか?装着性は?丁寧にレビューしていきます。
また、2024年発売の「CC」との比較も交えて紹介しますので
イヤーカフ型イヤホン選びの参考になれば嬉しいです。
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本記事は、SOUNDPEATS 様より製品をご提供いただき作成しました
【レビューまとめ】SOUNDPEATS Clip1 の良さをまとめると?

- 音質の良さ : クリアで綺麗な音+音の広がり◎
- 装着性 : ズレる頻度が大幅に減少。ストレスなく快適
- バッテリーの持ちが良い
SOUNDPEATS Clip1(以下、「Clip1」と略します)
まず感じたのは「音質の良さ」
こもりがなく綺麗で聴きやすく、キレの良い音が特徴的。
音の広がりがさらに良い印象を高めてくれます。

自分はクリアで綺麗な音が大好きなので、こもらない感じが好印象でした
装着性の良さも本製品に感じた魅力の一つ。
ワイヤレスイヤホンにありがちな「装着時のズレ」
手でズレを直す頻度が高いとストレスになりますが、
Clip1 は装着して外出時、歩きや軽く走ってもズレを感じませんでした。
ストレスなく快適に着けていられるイヤホンです。
バッテリー持ちの長さも◎
本記事の検証では7時間連続で使用することができ、
ながら聴きなどの長時間使用にも相性が良いと感じました。
音質良く、快適に長時間使用することができる
イヤホン性能と利便性を両立させたイヤーカフ型イヤホンです。
SOUNDPEATS Clip1 の製品概要

スペック表から見た「Clip1」の特徴
| 項目 | Clip1 |
|---|---|
| 製品写真 | ![]() |
| イヤホン | イヤーカフ型 |
| 素材 | シリコン+ クリップ部分はプラスチック製 |
| 本体操作 | タッチ |
| ドライバー方式 | 12mm デュアルマグネット PVDダイナミックドライバー |
| 再生周波数帯域 | 20Hz-40KHz |
| 対応コーデック | LDAC / AAC / SBC |
| Bluetooth | 5.4 |
| 連続再生時間 | 8時間 / 40時間 |
| 重量(約) | 片耳5g / 55g |
| 充電コネクタ | USB-Type C |
| 急速充電 | ○ |
| 防水 | IPX5 |
| 装着検知 | ○ |
| ノイズキャンセリング | × |
| 風切り音低減 | ○ |
| 左右気にせず収納 | ○ |
| ダイナミックEQ | ◎ Dynamic EQ Pro |
| マルチポイント | ○ |
| ムービーモード | Dolby Audio対応 |
| ゲームモード | ○ |
| 専用アプリ | Peats Audio |
| イコライザー | 選択式 / 調整式 |
| 価格(税込み) | 9,980円 |
| Amazonサイトへ | Amazon |
「Clip1」のスペックから見た特徴を挙げると、
- イヤーカフタイプのワイヤレスイヤホン
- イヤホンに左右の決まりがない
- 最大8時間の連続使用
- 12mmPVDデュアルドライバー+ダイナミックEQ Proによる音質
- Dolby Audio対応で音の臨場感、広がりが強化できる
- ハイレゾ対応、マルチポイント接続やゲームモード、イコライザー調整など欲しい機能も抜かりない
- 価格は9,980円(税込み)と約1万円
上記まとめた通り、
ワイヤレスイヤホンとして欲しい機能をしっかり押さえながら
チタンPVDコーティングした大口径ダイナミックドライバー搭載、
Dolby Audio対応で音の広がり強化と「音質」にこだわった製品。
イヤホンに左右の決まりが無く、自動で判別してくれるのも◎
地味ながらより利便性向上を考えられていることが伺えます。
連続使用は最大8時間、長時間の使用も対応可能です。
そして何よりこれだけの機能を盛り込んでいながら
1万円ジャストで買えるのは驚きの高コスパ製品だと感じます。
前作「CC」とのスペック比較
| 項目 | Clip1 | CC |
|---|---|---|
| 製品写真 | ![]() | ![]() |
| イヤホン | イヤーカフ型 | イヤーカフ型 |
| 素材 | シリコン+ クリップ部分はプラスチック製 | 肌に触れる部分は全てシリコン製 |
| 本体操作 | タッチ | タッチ |
| ドライバー方式 | 12mm デュアルマグネット PVDダイナミックドライバー | 12mm デュアルマグネット ダイナミックドライバー |
| 再生周波数帯域 | 20Hz-40KHz | 20Hz-40KHz |
| 対応コーデック | LDAC / AAC / SBC | LDAC / AAC / SBC |
| Bluetooth | 5.4 | 6.0 |
| 連続再生時間 | 8時間 / 40時間 | 6時間 / 24時間 |
| 重量(約) | 片耳5g / 55g | 片耳5g / 47g |
| 充電コネクタ | USB-Type C | USB Type-C |
| 急速充電 | ○ | ○ |
| 防水 | IPX5 | IPX5 |
| 装着検知 | ○ | × |
| ノイズキャンセリング | × | × |
| 風切り音低減 | ○ | ○ |
| 左右気にせず収納 | ○ | ○ |
| ダイナミックEQ | ◎ Dynamic EQ Pro | ○ |
| マルチポイント | ○ | ○ |
| ムービーモード | Dolby Audio対応 | × |
| ゲームモード | ○ | ○ |
| 専用アプリ | Peats Audio | Peats Audio |
| イコライザー | 選択式 / 調整式 | 選択式 / 調整式 |
| 価格(税込み) | 9,980円 | 7,580円 |
| Amazonサイトへ | Amazon | Amazon |
「Clip1」は2024年11月発売の「CC」進化版と捉えることができます。
CC から何が変わったのか?
- 12mmのPVDデュアルマグネットドライバーで音質強化
- Dolby Audio対応
- 装着検知機能の追加(イヤホンを外すと曲が止まる)
- Dynamic EQの進化(低音/高音の迫力を最適に保つ)
- バッテリーの持ち時間向上(6時間→8時間)
「Clip1」は音質面やバッテリー性能の向上と、
イヤホンとしての基本性能が向上した製品と言えます。

価格は上がりますが、CC に音質向上や機能追加された正統進化版だと感じました
製品の外観・サイズ感

付属品

付属品は
- イヤホンケース・本体
- ユーザーガイド
- 専用アプリ「Peats audio」の案内
- 充電ケーブル(USB-A / C)
- ピーツくんステッカー×1
SOUNDPEATS製品はユーザーガイド(取扱説明書)が同梱されます。
基本的な使い方が網羅されており、
ペアリング方法やタッチ操作、充電など
気になるポイントをしっかり押さえてあるので便利です。
ケース・イヤホン本体
ケースはツルツルしたプラスチック製
光沢があり、若干滑りやすい感覚があります。
色は暗めのシルバーで、照明に当てるとキラキラ輝きます。
イヤホンケースの色がシルバーなのは希少なのではないでしょうか。
ガジェット感があってこれはこれでアリだな、と感じました。
前面には充電残量に応じてランプが光る仕様になっています。


背面は充電ケーブルを差し込む端子(USB-C)とボタンがあります。
このボタンを押すと、全面のランプが点灯する仕組みになっています。

ケースを開けるとペアリングが開始される仕様
簡単に接続することができます。

イヤホンは耳に当たるクリップ部分がプラスチック素材、
クリップを繋ぐ部分はシリコンで柔らかいです。

装着の向きは「丸い形状の方を耳穴側」
SOUNDPEATSロゴが装飾された「四角形状の方を耳たぶ裏」に挟む形です。
なお、本製品はイヤホンのタップにより操作が可能。
丸い形状の方でも四角形状の方でもタップすれば再生/停止などができます。


サイズ感・重量
ケースサイズは実測値で
- 縦 : 4.8cm
- 横 : 7.0cm
- 厚さ : 3.5cm

所有しているワイヤレスイヤホンのケースと比較してみましたが
「横に長く・厚さが厚め」
大きめのイヤホンケースだと感じました。

重量は実測値で55g
手で持っても重みを感じない軽さがあります。

SOUNDPEATS Clip1 使用レビュー|実感した7つのメリット

装着性|着けていてズレない快適さが◎
着用中、イヤホンのズレを不思議と感じることが少ないです。
耳たぶをクリップのように挟むため不安定な印象がありますが、
「耳たぶ裏に当てるイヤホン部分が平面で大きい」
この点が安定感に繋がっていると感じました。

また、本製品は耳穴に直接イヤホンを差し込まないタイプ
耳が痛くなく、閉塞感もないため軽い装着感
耳が疲れづらく・ズレを感じないため快適に使用することができます。
周囲の音が聞こえる良さ

実際に着用しながら半日生活してみました。
- 洗顔、歯磨き
- 着替え
- 朝食や昼食
- 近所の散歩、スーパーで買い物
これらの行動の中でもイヤホンがズレることはほとんどなく
(さすがに着替え後は少しズレましたが)
先ほど挙げた快適な装着性を再確認できました。
一方、イヤーカフ型イヤホンならではの良さ
耳を塞がないため周りの音がよく聞こえます。
- イヤホンをしていても家族と会話できる
- 外出時、車が近づく音や周囲の人の気配が感じ取れる
- イヤホンから流れる音楽が日常生活のバックミュージックのような感覚
音楽を聴きながらでも
周囲の情報が耳に入ってくるため安心でき、
人と会話もすることができる位聞こえます。
普通に生活しつつ、後ろで音楽が鳴っているような感覚
近年需要が高まっている「ながら聴き」にもちょうど良く
時間を効率的に利用するツールとして活用することができるのも◎です。
音質|クリアで綺麗。高音の解像度 / 音の広がりが特徴

「Clip1」の音質の良かった点、気になった点をまとめると
- 綺麗でクリアな音。高音の解像度が良い
- 音の広がりを感じられる
- 音が広いため、それぞれの楽器の音が独立して感じ取れる
- アコースティック系の表現力が◎
- 低音の迫力がやや薄い
- 軽い音に感じられる
最初に音楽を聴いてみた感想は
「すごくクリア、音の粒感と広がりも感じられる」
SOUNDPEATS製品はカナル型やイヤーカフ型など複数使用している中で
低音の強さ がブランドの特徴だと感じていました。
一方、本製品は低音よりも「高音」
こもった音がなく、綺麗でクリア。そしてキレが良いイメージを感じます。
音も広く聞こえるため、各楽器が独立して聴こえてくる良さもあります。
低音もドラムの響きはしっかり耳に届きますが
ベースやエレキギターの迫力はやや欠ける印象です。
綺麗な音が特長のためアコースティック系の音楽や、
音が広く、表現力も高いため、複雑な音が重なるEDM系の曲も相性◎です。
バッテリーの持続時間|約7時間連続使用可能

スペック表では8時間の連続使用が可能な本製品。
実際にどの位連続使用できるか検証します。
- 使用機種:iPhone12
- Dynamic EQ:ON
- Dolby Audio:OFF
- 音量:約50%
- Spotyfyで音楽を流し続け、何時間使用できるか
バッテリー100%の状態から使用開始し
1時間ごとにバッテリー残量を確認した結果をまとめると
| バッテリー 残量 | |
|---|---|
| 開始 | 100% |
| 1時間 | 90% |
| 2時間 | 80% |
| 3時間 | 70% |
| 4時間 | 60% |
| 5時間 | 40% |
| 6時間 | 30% |
| 7時間 | 20% 片耳が0%に |
7時間連続で使用することができました。
自分が所有するワイヤレスイヤホンは
大体4~5時間程度連続で使用できれば良いかな、といったバッテリー持ちだったため、
「Clip1」はとても長い時間連続使用できた感覚でした。
長時間使用することができる点、とてもメリットに感じました。
装着検出機能

「Clip1」はSOUNDPEATSのイヤーカフ型イヤホンとしては初の装着検出に対応しました。
音楽やYoutube等、再生途中でイヤホンを外すと自動的に停止され
再度装着すると再生される便利機能です。
- 使用中にイヤホンの着脱頻度が多い方
- 外出時にしっかり周囲の音を確認したい時 など
再生停止したい時、スマホ操作やイヤホンタップなくできるため
地味ながらも嬉しい改良点です。
音質調整|専用アプリでイコライザー調整可能

音質については、専用アプリ「Peats Audio」内で
イコライザーによる調整が可能です。
- プリセット : 10パターンのイコライザー設定から選択
- イコライザー : 31Hz~16kHz間 10の周波数帯域(-6~+6まで)


特に本製品は高音の綺麗さが特長のため、
低音をイコライザー調整で補ってあげることも可能です。
自分の好みに合わせ調整することができ、
より音に対する満足度を上げることに繋がります。
マルチポイント |2台まで可能

「Clip1」はマルチポイント接続に対応
2台のスマホやタブレット等と同時接続することができます。
2台目のペアリング方法
- 既にペアリング済機器のBluetoothをOFFにする
- 2台目に接続したい機器のBluetoothをONで
- 「Clip1」のケースを開け、ペアリングモードに
- 2台目に接続したい機器から「接続」を選択
2台目のペアリング手順も非常にシンプル、
簡単にマルチポイント接続することができます。
スマホの音楽アプリで音楽を聴いた後、
タブレットで動画鑑賞 といった機器を跨いだイヤホンの使用も便利になります。
【比較検証】SOUNDPEATS Clip1 と CC の違い

前作「CC」と今作「Clip1」の基本的なイヤホン性能はどう違うのか?
これまで「CC」を使用していた自分が両方使用して感じた違いを
装着性・音質・バッテリー持続時間の3つの項目で比較します。
| Clip1 | CC | |
|---|---|---|
| 装着性 | ◎ | ○ |
| 音質 | 綺麗でクリア 高音の良さが特長 音の広がり○ | ややこもった音 低音の迫力が特長 音の広がり○ |
| バッテリー持続 | 7時間 | 4時間30分 |
装着性について
CCも装着時のズレは少ない印象はありましたが、
Clip1の安定感ほどではない感覚です。
特に耳たぶの裏に当たる部分がCCは丸型で範囲が狭く
その分安定した固定に繋がらないのでは?と感じました。
音質は異なります。
Clip1は高音の綺麗さ、繊細なイメージを感じる一方
CCは低音が強く迫力を感じる音質です。
これはそれぞれ音の好みによりますが、
自分はクリアで綺麗な音が大好きなのでClip1の音がとても良く聴こえました。
バッテリーの持ち、連続使用時間はClip1の方がより長く持続できます。
7時間連続で使用できるのはとても魅力的。
以上より「CC」と「Clip1」おすすめを問われると、
約2,000円程度高価格となりますが個人的には「Clip1」をおすすめします。

音質も良く、装着性としても機能面でも◎。自分は日常使いにClip1の活用頻度が高くなっています
「CC」のレビューもしていますのでこちらも参考ください
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気になった点

イヤホン操作でできることが少ない

本製品はイヤホン本体をタップすることで操作が可能です。
- 再生 / 一時停止
- 音量UP
- 音量down
- 前の曲へ
- 次の曲へ
- ゲームモード
- 音声アシスタント
これら操作を左右のイヤホン本体をタップする回数で割り当てることができます。
一方、気になる点は4つしか操作を割り当てることができないこと。
左 / 右のイヤホンのダブルタップまたはトリプルタップ
全ての操作を割り当てることができない少なさについて、
タップ操作はやや使いづらいと感じました。
タップ感度の悪さ
本製品は「全面タップ」採用により
耳穴側、耳たぶ裏側どちらのクリップ部分でもタップによる操作が可能です。
一方、タップ操作をしてみても
- タップしても反応しないことが頻発
- どこをタップすればよいのか分からない
タップして反応する場所が掴みづらく、
イヤホン本体で操作しようという気持ちが薄れてしまう恐れがあります。
タップ操作で反応が良いポイントは
耳たぶ裏側の「SOUNDPEATS装飾がある四角い形状」
こちらをタップすると反応が良いと感じました。

充電ケースが厚い
製品サイズ感の部分で実測値を紹介しましたが
ワイヤレスイヤホンの充電ケースの中では大きめの部類に入ると思います。
特に厚みがある部分が気になる点。

日常的にワイヤレスイヤホンを持ち運ぶ方にとって、
ケースをカバンに入れるとかさ張ってしまうかも、と感じました。

横幅は一般的なイヤホン相当だと思いますが、厚みによりボリューミーに感じてしまいます
まとめ

SOUNDPEATS Clip1 の本記事におけるレビューをまとめます。
- 装着感 : ★
- 外音の聞こえやすさ : ◎
- 長時間使用 : ★
- 音質 : ◎ (綺麗でクリア、高音の良さ)
- 音質調整 : ◎
- マルチポイント接続 : ◎ (2台まで)
- タッチ操作 : △ (操作できることが限られる)
- ケースサイズ : △ (分厚さを感じる)
- 価格・コスパ : ◎ (9,980円)
「Clip1」は約1万円で購入でき、
イヤーカフ型ながら音質の良さが十分に感じられる製品。
特徴的なのは「音の綺麗さ、クリアさと広がり」
こもった感覚がなく、高音が綺麗に表現されます。
装着性の良さと、長時間使用が可能なバッテリーの持ちも◎
ズレにくく、それでいて耳が痛くならない軽いつけ心地
そして7時間連続で使用できる持続時間の長さにより
日常生活の中で、長時間快適に使用することができます。
本記事がイヤーカフ型イヤホンを探している方の参考になれば嬉しいです。


