アウトドア感満載のスペーシアギアでやってみたいことといえば、
キャンプ、そして「車中泊」!
僕はスペーシアギアで車中泊の旅に憧れてました
車中泊をする際、必要になってくるのが
「居住空間の確保」
- スペーシアギアのシートアレンジってどうやるの?
- 何となくシートを倒せばできそうな気もする
- フルフラットのやり方が知りたい
シートアレンジのやり方は、
わかるようで、イマイチよくわからないですよね。。
そこで本記事では
スペーシアギアで初めて車中泊をしてみたい!という方に以下を紹介します。
- スペーシアギアで車中泊は可能?実際にやってみた感想
- 室内のシートアレンジのやり方<2通り>
- 必要最低限!車中泊に必要なもの
スペーシアギアで車中泊は可能?実際にやってみた感想
僕が初めてスペーシアギアで車中泊をしてみて感じたことをまとめると
- シートを倒すと想像以上に広い!
- 身長180cmの大柄な大人でも足を伸ばせるスペースが確保できる
- 思いのほか快適に眠ることができた
- 「非日常」を感じ、ワクワクできた
- 居住スペースから、最大でも「大人2人」が限界
- 「フルフラット」は、完全にフラットにならない(助手席のみ)
- シートを倒すと細かな段差ができる
シートを倒せば180cmの大人が足を伸ばして寝るスペースがあり、
スペーシアギアでの車中泊は想像以上に快適!
眠れるかな、と不安でしたが思いのほかよく眠れました
一方で、
運転席側・助手席側で一人ずつの「大人2人」が限界と感じました。
2人で車中泊をする場合、
1人で車中泊をする場合でシートアレンジのやり方も変えることがおすすめ。
それぞれのシートアレンジを紹介していきます。
スペーシアギアで車中泊 シートアレンジは2種類ある
スペーシアギアで車中泊をする場合、
必要になるのが「居住空間・寝る場所を作ること」
シートを倒して室内をフラットな空間を作りましょう。
シートアレンジは以下、2パターンあります。
- 2人で車中泊向け 後部座席を倒さないパターン
- 1人で車中泊向け 「フルフラット」パターン
- 2人での車中泊におすすめ
- 後部座席を倒さない分居住空間は狭くなるが、フラットなスペースが多い
- 後部座席後ろのトランクスペースに荷物を積むことができる(広くはない)
- 1人で車中泊する時はこの形がおすすめ
- 助手席側が「フルフラット」になるため、一人分の居住空間がとても広い
- 運転席側の後ろもフラットなスペース、荷物を置いたり調理や作業等もできる
この2パターンの手順と特徴について、
写真を交えながら解説します。
スペーシアギア シートアレンジのやり方 ①2人で車中泊向け
1つ目のシートアレンジは
後部座席を倒さず・前席を後ろに倒しフラットにする形
ココがポイント
運転席側・助手席側「同じ形」にできる
後部座席は倒さない。背もたれに使うこともできる
2人で車中泊する時はこの形がおすすめ
このシートアレンジは後部座席を倒さない形のため、
少し居住空間は狭め。
それでも足を伸ばせるだけの空間は確保でき、
運転席と助手席側が同じ角度・形になります。
2人で車中泊する場合はこの形がおすすめです。
シートアレンジ①の手順
step
1前席は前に、後部座席は後ろにスライド
まずは座席をスライドさせます。
後部座席は写真の赤点線で囲った「レバー」を引きながらシートを動かすことで、
前後に座席をスライドさせることができます。
step
2前席のヘッドレストを抜く
次に、前席のヘッドレストを抜いておきます。
ヘッドレストは、写真ヘッドレスト根元部分にある
「ボタン」を押しながら上に引き上げると簡単に抜くことができます。
step
3前席の「背もたれ」を後ろに倒す
次に、前席の「背もたれ」を後ろに倒します。
フラットな状態になるまで倒しましょう。
step
4後ろに倒した前席と後部座席の隙間を埋めるように座席をスライド
最後に、前席と後部座席を「くっつける」ことで、
フラットなシートの完成です。
前席を後ろにスライドさせ、後部座席にくっつけましょう!
シートアレンジ①で車中泊 マットを敷いて寝心地検証
シートアレンジ①でマットを敷いて寝る場合、
後部座席側が高く、前席に向けて全体が傾いています。
頭は後部座席側にして眠るのがおすすめです。
その際、
マットを敷くと、畳んだ座席との間に隙間ができます。
この状態で横になると体が反った状態になり、腰を痛めてしまう恐れありです!
後部座席側の隙間を何かで埋めるとより快適に過ごせます。
おすすめ方法は、シートアレンジする際に抜いた
「ヘッドレスト」を隙間に入れること。
丁度良い高さが出て、隙間を埋めてくれます。
抜いたヘッドレストの置き場にも困るので一石二鳥かなとやってみました
スペーシアギア シートアレンジのやり方 ②「フルフラット」
2つ目のシートアレンジは
助手席の前席も後部座席も前に倒して、「フルフラット」な形を作るパターン。
1つ目よりも居住空間が広く、
前~後ろまでフラットでより快適に過ごせるようになります。
ココがポイント
前~後ろまで「フラット」な状態が作れる
一番広い居住空間になるシートアレンジ
助手席のみこのアレンジができる点に注意
一人で車中泊をするのにおすすめ
注意なのがこの形は助手席側だけできる点。運転席側は完全にフラットにはできませんでした
「フルフラット」の手順
step
1前席は前に、後部座席は後ろにスライド
step
2前席のヘッドレストを抜く
STEP2までは1つ目のシートアレンジと同じ手順で進めます。
助手席の前席を前にスライドし、ヘッドレストを抜きましょう。
step
3シートに見えている「黒いヒモ、輪」を引っ張る
ここから手順が変わります。
助手席のシートに少し出ている「黒いヒモ、輪っか」に指を通し
引っ張ってみましょう。
すると・・・
シートが開いて「隠し収納」が出現します!
この収納は靴などを収納するのに便利です!
この状態で次のSTEPへ移ります。
step
4前席の背もたれを「前に」倒す
助手席の背もたれを前に倒します。
フラットな状態まで倒しましょう。
前席はこれで完成です!
step
5後部座席のシート上にあるレバーを引きながら、背もたれを前に倒す
次は後部座席に移ります。
1つ目のシートアレンジでは後部座席は後ろにスライドさせただけでしたが、
今回は後部座席も倒します。
シート上にレバーがあるので引きながら、
背もたれを「前に」倒しましょう。
step
6後部座席を前にスライドさせ、前席との隙間を無くす
最後に後部座席を前にスライドさせ、
前席とくっつけると完成です。
最初に後部座席をスライドさせた要領で、
レバーを引きながら座席を前に動かし隙間を埋めると・・
前~後ろまでフルフラットな状態に!
運転席側の後部座席も背もたれを前に倒すと、
運転席後ろもフラットな状態にできます。
後部座席を一番前にスライドしても前席とくっつかない場合は、前席を後ろにスライドしてくっつけましょう
「フルフラット」で車中泊 マットを敷いてみると
「フルフラット」でマットを敷いて寝る場合、
前席側が高く、後部座席に向けて全体が傾いています。
頭は前席側にして眠るのがおすすめです。
フルフラットにすると、
助手席側の前~後ろまで約210cmの居住空間ができます。
一番後ろに座って足を伸ばしても、前席部分にすら届かない位
とても広いスペースができるのでぜひ試してみてくださいね。
初めての車中泊 マット・ランタン・目隠しさえあればOK!
ここからは初めてスペーシアギアで車中泊にチャレンジする方に向け、
最低限、これさえ持っていけば大丈夫!というものを紹介します。
眠るための用意があれば最低限車中泊を楽しめる!
- マット
- ランタン(灯りは車内を照らすのに必要)
- 寒い季節は、寒さをしのぐための装備
上記3つに、「カーテン(サンシェードなど)」があると◎
マットとランタンは車中泊するのに必要と感じました。
あと初めての車中泊は窓を覆うカーテンなどを持たずにチャレンジしましたが、
- 朝になると眩しい
- ランタンを付けたい時、周りに灯りが漏れてしまう
- 車内の様子が見えてしまう
車中泊にはカーテンやサンシェードなど、
窓を覆うものが必要だと痛感しました。。
最低限マット・ランタン・カーテンを準備すれば車中泊はできます!
マットのおすすめ WAQ インフレーターマット(8cm)
スペーシアギアで車中泊するため、
座席を倒してフラットなスペースを作ったとはいえ
マットを敷かないと凸凹が多くあります。
マットを敷かずに眠るのはさすがに厳しいです。。
マットは最低限必要なグッズの中でも最優先に準備しましょう。
マット選びのポイント
「厚さ」を重視して選ぶ 8cm以上がおすすめ
選ぶ際のポイントは、「厚さ」です。
5cm以下の薄いものだと、横になった際地面の感触をやや感じます。
→ 車中泊する時、座席にできた凸凹を感じやすくなる
十分な厚さのマット、8cm以上のものがおすすめです。
僕が使用しているのは「WAQのインフレーターマット」です。
ココがポイント
簡単に使用できる。バルブを開けると「自動で膨らむ」
小さく丸めることで持ち運びも簡単、省スペース
しっかり約8cmの厚みまで膨らむ
WAQのインフレーターマットの良いところは、
普段は小さく丸めて持ち運び、
使う時はバルブを開ければ勝手に膨らむという「簡単さ」
その上1万円を切る価格も嬉しいです。
大事な点として、ちゃんと8cmの厚みまで膨らむか心配。。
という不安もあったのですが
8cm近くまでしっかり膨らみます。
横になると適度に沈み込み、かつ地面の感触も感じないです。
コスパ的にも良い製品、
車中泊やキャンプに持っていると重宝するのでおすすめです。
LEDランタン ゴールゼロのランタンはポケットにも入るほどの「超小型」
LEDランタンは様々なデザインのものがあります。
自分がカッコいい・かわいい、と気に入ったものを選ぶのでOK!
僕は車の中でもあまり荷物にならない「小さなもの」、「懐中電灯にもなるもの」を探しました
自分が購入したのは「ゴールゼロ ライトハウス マイクロフラッシュ」です。
ココがポイント
「手のひらサイズ」の小ささ。ポケットにも入る
小さいのに明るさは強力!
ランタンにも懐中電灯にもなる
USBによる充電タイプ(USB-A)
一番の特徴は「小ささ」、手のひらサイズで非常にコンパクト。
小さいのに明るさはとても強力です。
ランタンとして使うと車の中を余裕で明るくしてくれます。
これだけ小さいと、
常にスペーシアギアの中に入れていても邪魔にならないです。
車の中に常備しておく一本としてもおすすめです。
キャンプや車中泊から災害の備えなど、1本常備しておくと重宝します
用意することをおすすめ スペーシア・カスタム・ギア用 サンシェード
快適な車中泊のためにマット・ランタンと一緒に
ぜひ用意してほしいものは「サンシェード」です。
サンシェードはその車の窓に合った専用設計で作られ、
全ての窓を覆うセットで販売されているものがおすすめです。
紹介するサンシェードのポイントは、
ココがポイント
車の外側が「銀シェード」、熱や光を反射してくれる
スペーシアの専用設計されたサンシェード、窓にピッタリサイズ
使用したい時に取り出し、吸盤で簡単に取付できる
1万円強とやや価格が高めなのがネック
スペーシア専用に作られたサンシェードなので、
スペーシアギアの窓にピッタリ合うサイズ感。
サンシェードの良いところは、
使用しない時はまとめて保管(トランクなどに置いておくのも○)
使用時は取り出して、「吸盤でくっつけるだけ」
簡単に着脱できるのが魅力です。
取付けるのに5分もかかりませんでした。とても簡単です!
実際に日中、明るい時に取付けてみても
光が漏れて入ってくるのは僅か、ほぼジャストサイズなのがよくわかります。
そしてサンシェードを取付けると、
一気に「秘密基地」感が出てきます!!
日光を遮り、目隠しにもなって「自分だけの場所」と落ち着く気持ちになります
1万円以上と価格が高めなのがネックですが、
サンシェードを付けるのと付けないのとでは車の中での快適さが変わります。
窓を覆うものを準備しておくと、
より楽しく、ワクワクした車中泊が過ごせるのでおすすめです。
車中泊が「より快適になるグッズ」を少しずつ揃えていこう
車中泊に最低限必要なマット・ランタン・カーテン以外で
あると便利、「より快適になるグッズ」といえば
ポータブル電源 が真っ先に挙げられるのではないでしょうか。
一方、ポータブル電源は
- メーカー、容量など種類が多くてどれを選ぶのがベストか難しい
- 値段が高い
なかなかすぐに「コレ!」というものを購入するのは難しいです。
重要なのは、自分の車中泊にはどの位の容量が良いかなど知るため、
まずは色々なものを試してみること。
家電レンタルサービスを利用すれば短期間、かつ低価格でレンタルすることが可能です。
車中泊するタイミングに合わせて、
ポータブル電源のレンタルがおすすめです。まとめ
本記事では、
スペーシアギアで車中泊にチャレンジするにあたり以下紹介しました。
- 車中泊仕様にシートアレンジ 2通りのやり方
- 車中泊するのに「最低限」必要なグッズの紹介
スペーシアギアで車中泊は
- 180cmの大柄な大人が足を伸ばして眠れるスペースが確保できる
- 定員は大人2人が限界か
今回、2人で車中泊・1人で車中泊の2パターンに分け、
それぞれのシートアレンジのやり方を紹介しました。
車中泊する際にぜひ参考にアレンジしてくださいね。
また、初めて車中泊する際は準備が多くて大変そうと思われるかもしれませんが、
最低限「マット・ランタン・サンシェード」さえあれば車中泊はできます!
まずは気軽に車中泊にトライしてみて、
後々少しずつ、自分に必要なグッズを買い足していくことがおすすめです。
皆さんもそれぞれの車中泊が楽しめるよう、本記事が参考になれば嬉しいです。